住宅を依頼前の業者選びから新築住宅完成後の定期点検まで建てた家に長く住み続けるたものポイントをご紹介します。

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家づくりの秘密

住み始めてから後悔しないように…
坪30万円台で満足いく家を建てるための大切な情報を全7回でお伝えします。
第一回目は、『同じような家なのになぜ? 』です。

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依頼前の業者選びから、完成後の定期点検まで、建てた家に長く住み続けるための6つのコツをご紹介!

建てる前のチェックポイント

イメージ施工フローは、経費に大きく関わる大切な要素。なぜなら、そのフローに下請け会社や仲介会社が多く絡むほど、中間マージンが高くなるからです。また、実際に施工する業者と距離があると、どうしてもコミュニケーションが取りづらくなり、施主側の希望が伝わりにくいという弊害も起こります。

そのため、まずは依頼する住宅会社の施工フローを確認することが大切です。
直接施工の会社ならば、経費を抑えながら自分好みの家を建てることができますよ!

【POINT】 良 ◎:あなた→住宅会社→職人さん ダメ ×:あなた→住宅会社→下請け業者→職人さん 最悪 ××:あなた→住宅会社→下請け業者→孫請け業者→職人さん

工事の検査体制もきちんと把握しておきましょう!

イメージ基本的に家づくりは「地盤調査・地盤改良工事」「基礎工事」「木工事」「防水・断熱工事」「完了検査」という流れで進んでいきます。安全で安心できる家を建てるためには、こうした各工程において、適切な検査を行わなければなりません。
住宅会社を選ぶ際には、「工事の検査体制がしっかりしているか」も確認してください。

家づくりに必要な工事はここからチェック!!

家の土台づくりが見られる構造見学会に参加しましょう!

イメージ工事を実際に見るという意味で、構造見学会は非常に良い機会です。
工法や建材の種類から、耐震構造、断熱・防水仕様、給水管の施工方法にいたるまで、気になることは職人さんに直接聞くことができます。きちんとそうした質問に丁寧に包み隠さず答えてくれるかも、会社選びのポイントです。

また、家の土台部分は完成後、見えなくなってしまうので、このような見学会できちんと把握しておくと良いでしょう。「プロに任せているから大丈夫」ではなく、「自分の家だから自分で確認する」という意識を持って参加してください。

【POINT】 ・現場見学は模範工事現場 ・契約前に必ず実際の工事現場の確認を!

職人さんとのコミュニケーションを大切に!

イメージ良い家を建てるコツとして忘れがちなのが、職人さんとのコミュニケーションです。
職人さんも人間なので、施主と良好なコミュニケーションが取れていれば、「良い家を建ててあげたい」という気持ちはより高まるはず。また、すべてを任せっきりにするのではなく、現場を訪れるだけでも、職人さんの気が引き締まり、工事の質も自ずと高まるものです。

ただし、現場で気になったことを作業している職人さんに直接指示するのは控えたほうが良いでしょう。現場責任者の職人さんに伝えた上で改善してもらわなければ、後々ミスに繋がってしまった際に責任の所在が曖昧になってしまうからです。そうした点に注意してもらいながら、職人さんとコミュニケーションを取っていただければ、きっと職人さんの"心"のこもった家が完成するはずです。

【POINT】 ・工事中の現場は自分の目で確認も大切 ・現場とのコミュニケーションを良好に!

建てた後のチェックポイント

定期的な点検で、欠陥や不備を早めに発見しましょう!

イメージ家づくりは完成後、住み始めてからが本当のスタートです。新築時にはきれいだった家も暮らしていくうちにどうしても傷んできますし、住み始めたときには気づかなかった不備を発見することもあるでしょう。

不備や傷みが致命的な状態になる前に発見する一番の方法は、毎日こまめに掃除することです。ただ掃除するだけではなく、押入れなど日頃湿気のこもりやすい場所の通気を良くすることで、建材にダメージを与えずに済み、結果として長く住むことができます。

また、家の外回りに関しては、目視で点検しましょう。その際に不備や異常を見つけた場合は、補修工事をスムーズに依頼できるよう、メモしておくことが大切です。「建てたばかりだから大丈夫」ではなく、「新築の頃と同じ気持ちで住み続けたい」という想いでチェックされることをおすすめします。

10年間の保証期間を有効に使いましょう!

イメージ現在、新築住宅に対して、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって、住宅会社には10年間の瑕疵担保責任が課せられています。そのため、万が一住宅に不備が見つかった場合でも、10年間は無償で補修してもらえるのです。

ここで重要なのは、10年間の保証を自社保証制度にしているか、第三者による保証制度にしているかという点です。大手ハウスメーカー様などは自社保証制度にされている場合が多いですが、この場合だと万が一会社が倒産した場合、瑕疵担保責任を問うことはできなくなります。それに引き換え、第三者による保証制度の場合は、会社が倒産してしまっても第三者機関が保険で補修費用をまかなってくれるため、施主様にとっては非常に安心できるのではないでしょうか。

また、第三者機関が入ることで、検査などにも第三者の目が働き、より安全な家であるという安心感にも繋がります。どちらの保証制度にしても、不備が見つかったらすぐに報告することが、家を長持ちさせる一番の秘訣です!

【POINT】 ・性能保証制度は第三者機関で行っている会社が望ましい

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